部分年償却の計算方法

通常、資産の減価償却費は年単位で費用計上されます。これは、企業が会計年度にわたってその資産を実際に使用するために要する費用を正確に把握できるようにするためです。しかし、会社は通常、売却や解体のいずれかによって、資産の処分が終わるのを待っていません。これが発生すると、経理部門は実際の減価償却費を決定するために部分年度の減価償却費を使用する必要があります。

資産が会計年度全体にわたって所有されていた場合、資産の減価償却費はどうなっていたかを判断します。これを決定するには、資産の既存の減価償却スケジュールを使用してください。減価償却計算に使用してきた方法と同じ方法を使用してください。

資産の月ごとの減価償却費を得るために、年間の総減価償却費を12で割ります。

毎月の減価償却額に、資産が所有されていた会計年度の月数を掛けます。これにより、その年度の減価償却費の合計額がわかります。